パソコンの動作が遅い時は空き容量を疑え!

パソコンの動作が遅くなる原因は色々ありますが、考えられる1つが、ドライブの空き容量不足です。空き容量が不足したら、クリーンアップして中身をスッキリするのが1番でしょう。

しかしクリーンアップできるデータは限られており、実行したからとは言え空き容量が増える訳ではありません。ドライブの空き容量を増やす方法は、サイズが大きい不要ファイルの削除です。

しかしサイズが大きい不要ファイルを探し出すのは、かなり難しいです。1つ1つ確かめていくしか、方法はありません。そこでおすすめしたいのが、「DeskInfo」ソフトです。

DeskInfo とは?

「DeskInfo」は指定したフォルダ内で、ファイルの占有率を棒グラフで示してくれるソフトです。棒グラフで占有率を示してくれるので、一目みてどのファイルが容量を占めているのかがわかります。

使い方はというと、ソフトを立ち上げたらメニュー欄から「ドライブ解析」を選択します。そして調べるドライブを選択し、解析を始めます。解析時間はパソコンのスペックによって違いますが、解析するファイル量が多くなると数分はかかるでしょう。解析が完了すると「解析時情報」が表示された後、解析結果が画面に出てきます。

DeskInfo の使い方

解析画面は3分割になっています。左側には指定したドライブのフォルダツリー・右上には子フォルダの占有率・右下には子ファイルの占有率が表示されます。フォルダツリーの部分を右クリックしてメニューを出し、「拡張子別サイズ」を選ぶと、占有率を拡張子ごとに一覧で表示されます。

「DeskInfo」を使って占有率が高いファイルを探すのなら、占有率が高いフォルダに目をつけましょう。

例えば「A」というフォルダがドライブの使用容量が高くなっていたら、「A」のフォルダを開きます。「A」というフォルダを開くと、Aの中にあるファイルの中から容量を占拠いるものを探し出し、消去すれば完了です。

DeskInfo の注意点

ただしパソコンの中に入っているデータの中には、絶対に消去してはならないファイムも含まれているので要注意です。もしファイルそのものを間違って消去してしまったら、OSそのものを再インストールするしかありません。

「DeskInfo」は、絶対に消去してはいけないファイルまで表示します。例え占有率が99%になっていても、消去しないように注意して下さい。
何のファイルを消して良いのかわからない場合は、判明しているファイルだけ消去するのが安全です。

何かわからないファイルに関しては、下手に手を出さないほうが身のためです。